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聖書の読み方

キリスト教入門(1):クリスチャンとは「罪を知る存在」

「わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。すなわちキリストが、聖書に書いてある通り、私たちの罪のために死んだこと、」コリント人への第一の手紙15章3節

コロナウィルスのため日曜日の集会がしばらく持てない中で、信者のために金知明伝道師のメッセージを録画と言う形で何回かお届けしました。ご覧になりましたでしょうか?

ここでは何時もとても理屈っぽい「聖書の考古学」や「聖書読解」の話を、少し反省の意味も込めて5分程度の短い解説動画にして見ました。ご視聴頂ければありがたいです。

キリスト教とは何でしょうか?プロテスタント、カトリック、あるいはギリシャ正教、ルーテル、バプテスト、アドベンチストなど、聞き覚えがあると思います。これら、いわゆる宗派を超えて、キリスト教の信者達(クリスチャン)は、一言で言うとなにを信じている人々でしょうか?
新約聖書のコリント人への第一の手紙15章3節に次の言葉があります。ギリシャ語でΧριστὸς ἀπέθανεν ὑπὲρ τῶν ἁμαρτιῶν ἡμῶν の5つの言葉。そして、それに続くκατὰ τὰς γραφὰς。
この5つの語句をそのまま、日本語に直訳しますと、「キリストは」、「死んだ」、「故に」、「罪の」、「私たちの」、になります。日本語の語順に直しますと「キリストは私たちの罪のために死んだ」、となります。
キリスト教の信者はこの5つ言葉の全てをこの通りに信じている人々と言うことができます。この一つでも欠けたり否定したり、あるいは別の言葉を代用したら、キリスト教の信者ではない、と言い切ることができます。
私は6歳の時に洗礼を受けてクリスチャンになりました。しかし、考えて見てください。6歳の子供にどれ程の理解があると言うのでしょうか? でも、教会学校の先生に「John 義彦、あなたはキリストが私たちの罪のために死んだことを信じますか?」と聞かれた時、「はい」と答えた私は、それだけで洗礼を受けることができ、クリスチャンになる事が出来たのです。「キリストは私たちの罪のために死んだ」、「はい、信じます」、これだけです。
さて、この5つの語句の中でクリスチャンでない者が一番理解し難い、したがって納得がいかないのが「罪」と言う言葉、その意味ではないかと思います。
「罪」とは何か?辞書を開いて見たり、あるいは最近はgoogle検索をする事が多いと思いますが、そこで気付くことが、調べた言語、日本語では「罪」、英語では「sin」、ドイツ語では「Sunde」など、その国の文化や伝統を反映して少しづつニュアンスが違うということです。
では、ギリシャ語で書かれている新約聖書ではαμαρτια(罪)はどう言う意味、使われかたをしているのでしょうか。
新約聖書のギリシャ語辞書ではαμαρτιαを3つの形に区別しています;
一つ目、departure、神や人間の義の基準から逸脱する行為
二つ目、state、罪を犯す状態、罪深さ`
三つ目、power、破壊的な悪の力、存在
このαμαρτια(罪)の意味を良く理解し、納得できなければ、クリスチャンになる事は難しいと思います。
ではどうすればこれを理解することができるでしょうか。これにはユダヤ民族の歴史を知る必要があります。ユダヤ民族の歴史はκατα τας γραφας(旧約聖書に書かれている通り)です。
どうですか、一緒に勉強してみませんか?

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「キリスト教入門(1):クリスチャンとは「罪を知る存在」」への1件の返信

ギリシャ語も含めて、聖書の御言葉を改めて学んでみようと思いました。ありがとうございます。

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