一人で頑張らない
金知明牧師説教
マタイによる福音書7章7節
求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。(新改訳 2017)
求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。叩きなさい。そうすれば、開かれる。(共同訳 2018)
Αἰτεῖτε,
Aiteite,
Ask,
καὶ δοθήσεται ὑμῖν·
kai dothesetai hymin
and it-will-be-given to-you
ζητεῖτε,
Zeteite,
Seek,
καὶ εὑρήσετε·
kai heuresete
and you-will-find
κρούετε,
krouete,
knock,
καὶ ἀνοιγήσεται ὑμῖν.
kai anoivesetai hymin.
and it-will-be-opened for-you.
(W. Hall Harris III, The Lexham Greek-English Interlinear New Testament: SBL Edition (Bellingham, WA: Lexham Press, 2010))
要約
今日は、「求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見いだします。叩きなさい。そうすれば開かれます。」(マタイ7章7節)という御言葉から、「1人で頑張らない」ということを一緒に考えたいと思います。
皆さん、それぞれにいろいろなものを求めながら生きておられるでしょう。仕事のこと、家庭のこと、お金のこと、人間関係のこと。失敗しないように、迷惑をかけないようにと、知らず知らずのうちに肩に力が入っていませんか。
でも、このイエス様の言葉は、「もっと頑張れ」という意味ではありません。まず大切なのは、今の自分の心を知ることです。疲れているのか、不安なのか、もう無理だと思っているのか。そのままを神様の前に持っていけばいいのです。
子どもは「お腹すいた」と素直に言えます。でも私たちは、本当は苦しいのに「大丈夫です」と言ってしまう。でも神様は、立派な祈りを求めておられません。「できません」「助けてください」と言える、その正直さを喜んでくださいます。
イエス様は十字架で、私たちの弱さや不安を全部背負ってくださいました。神様は遠くから「頑張れ」と言う方ではなく、そばで一緒に担ってくださる方です。
だから、1人で抱え込まなくていいのです。今日もし疲れているなら、ただ一言でいい。「神様、助けてください」と祈ってみてください。その小さな声を、主は必ず聞いておられます。私たちは、恵みの中で生かされているのです。