金知明牧師説教
聖書:コリント人への第一の手紙10章24節 だれでも、自分の利益を求めず、ほかの人の利益を求めなさい。(新改訳2017) 誰でも、自分の利益ではなく、他人の利益を求めなさい。(共同訳2018) μηδεὶς τὸ ἑαυτοῦ ζητείτω medeis to heautou zeteito (let)-no-one the(good) of-himself to-seek 誰でも-なく (善) 己の 求め ἀλλὰ τὸ τοῦ ἑτέρου. alla to tou heterou. but the(good) of-the other. しかし (善) の 他者 (The Lexham Greek-English Interlinear New Testament (Bellingham, WA, 2008), 1 Co 10:24.)
# 要約 1. 牧師はコリント人への第一の手紙10章24節を引用し、自分の利益だけでなく他者の利益を求めるべきだと述べました。牧師自身も5人兄弟の中で育ち、自分の物を守るのが大変だった経験から、この言葉を実践することの難しさを感じていると語りました。 2. 見返りを求めない無条件の愛について語り、それは神様の愛から来ていると述べました。例えば、赤ちゃんに対する親の愛や、相手に何かをしてほしいという期待なしに誰かのために何かをすることなどが挙げられました。 3. 日常生活でつい自分を優先してしまうことについて言及し、沖縄での体験を例に挙げました。雨の日に傘を持っていない人を見かけても、車を止めて傘を渡すことができなかったという経験を語り、自己中心的な行動を反省しました。 4. 娘が描いた自身の似顔絵を紹介し、その絵に込められた無条件の愛について語りました。幼い頃の子供が無心に描いた絵には、見返りを求めない純粋な愛情が込められており、それが人々に笑顔と希望を与えると述べました。 5. 母の日に感謝の気持ちを言葉で伝えることの大切さを強調し、困っている人に手を差し伸べる、家族に優しい言葉をかける、友達の悩みに耳を傾けるといった小さな行動が、相手にとって大きな助けになることを説明しました。 6. 聖書の言葉を通して、自分の利益だけでなく他者の利益を求めることの重要性を説き、そのような生き方が自分自身の心を豊かにすると述べました。愛を伝えることができない現代において、意識的に他者のために行動することの重要性を強調しました。 7. 神様の愛を知って人生が変わった自身の経験を語り、その愛を多くの人に伝えたいという思いを述べました。そして、たとえ小さなことでも、誰かのために祈ったり、声をかけたりすることが、大きな意味を持つと語りました。 8. 無条件の愛は私たちの人生を救い、命の価値観を回復させ、生きがいを感じさせると述べ、神様の愛を感じながら、周りの人に愛を伝える行動を選択することを呼びかけました。 9. 祈り - 私たちが子どものように純粋な心を持ち、母の愛のような優しさを持って、神様の愛を生活の中で表して過ごすことができるようにと願います。
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